ミシガン大学公共政策大学院留学記: 現実と学問

2009年4月20日月曜日

現実と学問

昨日から高熱を出して、眠り込んでいる。昨日は3時間も起きていなかったような…

元からあまり頑丈な体質ではないのだが、見た目は如何にも頑丈そうな作りをしているので、体調を崩すといつも損な気分になる。とはいっても、熱が出ても39℃までは自覚症状がないのだが、今回ばかりは、悪寒がした上に、体の節々が痛いという状況。さすがに今日は仕事を休んで安静にしている。

去年のリーマンショックで、世界経済・金融がメルトダウンの一歩手前まで行ってしまった時に、健康を少し害してしまったようだ。9月~10月の頃は、毎日1時間すら寝れず、土日も常に会社にいて仕事をしていた。そんな絶望的な状況の中、大学院出願準備をしていたのかと思うと、今更ながらにすごいなぁと思う。

…そんなことを中里ゼミの同級生のN君と土曜日に焼き肉をつつきながら話していた。彼は現在BOJで金融機関を監督する仕事についている。当時お互いに経験した息も詰まるような最悪の出来事、また、あまりに自分たちが無力であるという事実に落胆したことなど、いろいろと思い出話に花が咲いた。また、彼はUniversity of Michigan Law Schoolに留学していたので、その時の話もじっくり聞かせてもらった。

留学生活に期待を膨らませると共に、その時に思ったのは、僕がこの5年間で経験したリアル・ワールドを如何に大学に持ち込むかということ。大学は象牙の塔であってはならない。大学で研究される学問はリアル・ワールドの問題解決に役立つものでなければならない。複雑怪奇な現実に対して、御都合主義の分析で、ありがちな"答え"を探すのではなく、問題に真摯に取り組み、暫定的なものにすぎないとしても、少しでも"真実"に近づこうとすること。

これが僕が留学で成し遂げたいことのひとつなのだと思う。

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