ミシガン大学公共政策大学院留学記: 市場は将来を予測できるか

2010年1月26日火曜日

市場は将来を予測できるか

現政権への不満が噴出し、バーナンキ議長再任について上院の承認がとれるかが話題になっており、これに関連してマンキューの記事Intradeの結果を引用して、再任の可能性に言及していた。そういえば、金融危機で欧米市場担当に鞍替えした時に、こういう指標の存在を教えてもらったなあとしみじみと思い出してしまった。

Intradeの仕組みは簡単で、有体に言ってしまえば、将来に関する予測について、Yes/Noの賭けをする。その際に自分が負けたら払う金額を0から100までの数字で提示して、その金額で反対のベットをする人間が現れれば取引成立というもの。従って、均衡価格が100に近づけば市場はその出来事が起こる蓋然性が高いと考えており、0に近づけばその逆ということになる。久しぶりに眺めてみると、足許でよく取引されているのは、「次期大統領選で民主党(共和党)候補が勝つ」といった硬い話題から、「マイケル・ジャクソンを殺害した人間が告訴される」といった柔らかい(?)話題まで幅広い。

市場がいくらよく機能していると仮定したとしても、経済現象でない事柄を市場が正確に予測しうるのかというのは眉唾ものだけど、みんなお金を賭けてやっていることなので、それなりの信憑性はあるのかな。少なくとも世間の人がどう考えているか、トレンドが分かって、たまに見る分には個人的には面白い。ただの眉唾と見るか、結構意外と著名人も含めいろんな人が見ていてそれなりに信用できるかは、判断が難しいところだけど、暇つぶしには最適。だからといって、暇でないのが悲しいところなのだが。

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