ミシガン大学公共政策大学院留学記: 試験、課題、また試験

2010年2月20日土曜日

試験、課題、また試験

来週はマクロ経済と計量経済の試験が二日連続であるので、結構やばいかなと思って早々に勉強を始めていたら、なんとなく目途がついてしまって、急に手持無沙汰に。とりあえず今週の出来事をつらつらと。

年末に僕のアカデミック・アドバイザーに不幸があり、その代わりにディアドルフ教授がなるとの連絡あり。応用経済修士課程の出願関係でお世話になったこともあり、お礼がてら色々と話を。そういえば、先学期彼の授業の課題で書いた日本のコメ関税制度の分析に関するペーパーをGramlich Showcaseという公共政策大学院の学生の発表会にノミネートするかもみたいな話を年末にされていたので、あれってどうなったのって聞くと、「ああ、ごめん。君かもう一人で悩んだんだけど、もう一人の方にお願いしようかな」と言われてしまう。まあノミネートされれば、授業と課題に追われている中、発表会に出るのも大変なのも考えると、嬉しい半分悲しい半分というくらいだろうか。

水曜日の国際金融政策の試験は前ばらし問題とほとんど同じだったのだが、信用不安から実質貨幣需要が増えた場合、ドーンブッシュ・モデルにおける短期均衡・長期均衡、為替のオーバーシュート・アンダーシュートの可能性、FEDの政策対応のあり方に関する問題を見て、頭が一瞬真っ白に。ドーンブッシュ・モデルは当然よく知っているけど、普通議論するのは永久的に貨幣供給を増やすという文脈だと思うのだけど…。うんうん唸って、実質貨幣需要の増大が短期においては金利の上昇を引き起こすが、長期においてそれがデフレの発生により調整される一方、デフレ期待が長期の外国通貨の収益期待を押し下げ、それが短期・長期の為替レート決定にも影響を及ぼすことから、為替がオーバーシュートすることにやっと気付く。その時点で残り30分程度。前ばらしされていても、しっかりモデルを理解していないと解けないんだなあと実感。上辺ばかり勉強していては駄目だな。

木曜日・金曜日はデータ分析実習の宿題を解き続ける。リサーチペーパーを書く以外にも、実際のデータを使って統計処理をさせる宿題が出るのだが、これが異常に難しい。生のデータを使うので当然ミッシングもあるし、統計処理がしやすいように作られていないので、原データに色々処理を施して分析に使える変数をいかに作り出すかで悶々とする羽目に。今学期の履修登録時には、データ分析演習は手間取らないだろうからという甘い見込みでいたのだけど、大誤算。研究者になるわけじゃないから、こんなにデータ処理の技術を身につけてどうするんだろうと思わなくもないが、まあ手に職がついている感じかな。実際、卒業後、Stataが使えるという特殊技能を持っていることが評価されて、就職する際の決め手になったということがあるらしいし。この言葉の重みを今ひしひしと実感…あー、みんなStataが嫌いだと言っていた意味がやっとわかった。

とりあえず、来週の試験を乗り切れば、楽しい中休み。あと一週間頑張りますか。

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