ミシガン大学公共政策大学院留学記: 9月 2010

2010年9月28日火曜日

無気力からの復帰

気温がぐっと下がってきたせいか、なかなかベッドから起きあがれないし、やる気もいまいち出ない。この週末はほとんど惰眠をむさぼっただけだし。ということで、現在、なぜか課題に追われているという自業自得の状態に。ていうか今週水曜日期限の課題が4つもあることも、不運なのだが。

唯一この週末にしたのは、日曜日の夜に、国際金融のグループワークのメンバーと初顔合わせしたことぐらいか。とりあえず宿題を一緒に解こうという趣旨だったが、ほとんど解答が一致しないので、相も変わらず出来の悪い英語で説明していたんだけど、国際金融(とそれの背景知識としての経済学・統計学)に比較優位があるおかげで、みんなは我慢して話をよく聞いてくれたかな。いや、英語ももっとうまくならなきゃいけないけど、やっぱり中身があれば話は聞いてもらえるよなと。

肝心のグルーブワークのテーマも、我が侭を通して(?)、ドル円の為替レポートにしたので、当面は日本経済の状況などをメンバーにインプットしつつ、議論をリードできればなと。留学してから、ネイティヴ相手に議論をリードする立場に立つという機会はなかったので、せっかくだから少し頑張ってみますか。

2010年9月21日火曜日

平穏は訪れるか

去年も一回くらい同じことがあったけど、お湯が出ないので、お風呂に入れない…。シャワーを浴び始めると、いつもならすぐお湯が出てくるのに、ずっと水のまま。一体、何の修行だってんだ(怒)

そういえば、スケジュールが厳しい、厳しいと言っているが、「履修科目が少ないくせに何言っているんだ、お前」という感じなんだけど、実のところ、今学期は授業の枠外で、金融工学を一度勉強しておきたかったのと、国際金融に関する著書・論文を読み込んで、簡単ながら論文を書きたいと思っていたので、授業の予習・復習に加えて、これらの作業もこなしており、スケジュールがきつかったのだ。このままでは慢性疲労状態で死にかねないので、履修取消しの期限も近づいてきたこともあり、すっぱりPUBPOL715の履修を取り消し。ただ、この分野は一度勉強しておきたいので、授業には出ないが、授業と同じペースで教科書を読みこんで、勉強していこうと。これで、毎週の授業の時間と課題に費やす時間が浮くので、それを課外活動に差し向けるという感じですな。

先週金曜日に友達が新しいKindleを自慢していたのを見て、思った以上に使い勝手がよさそうだったので、早速昨晩Amazonでポチってしまった。まあ日本に帰国してからも、英字新聞が安価に購読できるので、いい買い物かなと。教科書は引き続き紙媒体を買おうと思うが、国際金融の書籍は帰国時の持ち帰りのことも考えて、すべてKindleに移してしまおうかなと。

結局、授業を切っても、なかなか平穏な日々はまだまだ訪れそうにないなあ…。

2010年9月19日日曜日

CJS & TGIF

スケジュールが破綻するなんてことはないのだけど、なんか地味に忙しい毎日です。去年よりも家に引きこもって本を読んでいる時間が長くなった気がする…。

そうは言いつつも、今年は余裕があるので、今学期はCenter for Japanese Studiesのセミナーに参加することに。セミナー以外にも日本の映画の解説講義とか無料上映をしているのだけど、そっちはパスかな。今週木曜日が初セミナーで参加してきたが、テーマは「トヨタの失敗の要因と将来」。他の自動車会社の品質が向上してきたので、相対的にトヨタの競争力が低下しているとの指摘は興味深かった。ただ、ヒュンダイもトヨタ並みに品質が向上しているってマジかよ〜ってな気がするが(カリフォルニアではひどい目に遭わされたし)。

一方、いまいち納得いかない点も。創意工夫や部署間協力が組織の下に降りていることがトヨタ(ないし日本企業)の強みである一方、海外拠点にそうした権限委譲をしていないことが失敗の要因と批判していたけど、一方で標準化を行っていなかったことも失敗の要因と指摘していて、それって日本の組織の特徴の表裏じゃないのと思ったり。個人的には、海外展開する際には、標準化した上で海外部署に現地人をマネージャーレベルで採用してに丸投げした方がいいと思うけど、それではやっぱり創意工夫や部署間協力による改善は生まれようがないよなと。

金曜日は秋学期初のTGIF会。Earleというフレンチイタリアンのお店に。これでこのレストランに来るのは2回目なのだけど、やっぱりここは美味しい上に量もそこそこあるので、満足度高し。来週金曜日はMAEでパーティーがあるし、みんな他に予定があるようなので、開催は見送り予定。再来週はMiddle Kingdomに店が決定しているので、またそれを楽しみにしばらく生きていく感じかな。だって、来週のパーティーってピザパーティーだから、ご飯はまったく期待できないし…。

今週末はいつもにまして本に埋もれている気がする。やはり大学院が始まるとどうしてもこういう生活になるよな〜。授業を一つ落として聴講に切り替えるか今悩んでいる最中なのだけど、やっぱそうした方がいいかもな。

2010年9月12日日曜日

秋学期受講計画

今週火曜日からとうとう大学が始まってしまった…。今学期は授業が月曜日から水曜日に集中しているので、スケジュールが立てやすいのはなかなかよく、特に今学期前半は週休4日なのだけど、実際は予習に追われてなかなか休暇を楽しむという感じでもなく。とりあえず今学期の受講予定の備忘録的に。

■ECON501 Microeconomic Theory
MAE必修のミクロ経済学。できる限り数学を使わずに、ミクロ経済学のコンセプトを徹底的に叩き込もうという趣旨の授業。毎回宿題は出るし、授業の3分の1はディスカッションに当てるとのことで、普段のワークロードはそこそこ重いか。ただ、こういう授業はついていくだけで力がつくので、楽と言えば楽。本当はもう少し理論的なものを期待していたので少し残念。

■FIN612/614 International Financial Management
ビジネススクールで開講されている国際金融の授業。前半は為替レート予測が、後半は投資運用が中心テーマ。授業の性質上か、公共政策の授業と比べて発言を求められるということは少なく、そこまでビジネススクールらしくない授業。国際金融市場のプレイヤーの立場からしっかり国際金融を勉強し直して、ついでにファイナンス理論の復習用に受講。

■PUBPOL715 Public Budgeting & Financial Planning
公共政策の予算の授業。来週月曜日が最初の授業なのでどうなるかはわからないが、シラバスを読む限り、予算・公共経済学・政策評価など幅広く取り扱う授業。予算の問題は公共政策に携わる身としては避けて通れない問題だし、これははずせないところ。

■STATS500 Applied Statistics I
統計学部マスターコース必修の線形モデルの授業。授業の水準としては、冬学期に受講したApplied EconometricsとICPSRのRegression Analysis IIIを合わせた感じ。統計ソフトはRを使うので、もう一度しっかり復習する意味を込めて受講。来学期に、もう一段上の授業を受講するための布石でもある。

■PUBPOL647/648 Data Analysis Using Excel
公共政策のエクセルの授業。統計分析をエクセルでやるという何とも気の抜けた授業ではあるけど、マクロもしっかり習うことができるし、留学が終わって職場に戻ったらどうしてもエクセル中心の生活に戻るので、現実世界へ復帰するためのリハビリ用。

■PUBPOL751 China’s Economic Reform & Policies
公共政策の中国経済の授業。今学期後半の半期の授業なので、全貌は未だ不明。中国人民大学からの客員教授が担当するが、リーディングの量が半端ない感じ。今後の世界経済を考えるにあたって、このテーマは外せないということで履修予定。

今週終わってみた感想は、初めてノンネイティヴの講師の授業をとったこともあり、英語に少し苦労しそう。イタリア人の助教授はわりと発音がローマ字読みなのですっと頭に入ってこないし、中国人の助教授は子音剥落が多いのに中国語のプロソディーで早く喋るので、ところどころ意味が取れなくなる。いや、自分の喋る英語もひどいので文句を言う立場にはないのだけど、リスニングはやっぱり標準的な英語でなければ恐ろしく聞き取りにくいなあ。

そういえば、今学期も興味に任せてたくさん授業を履修していたら、来学期は4単位履修すれば卒業できるところまで来ていたことに気づく。ダブルマスターだからといって少し焦って履修しすぎたか?まあ、卒業単位数なんて関係なく、来学期も同じくらい授業を履修するんだろうけど。

2010年9月5日日曜日

秋の気配

今週末はLabor Day Weekendで秋学期が始まる前の最後の連休なのだけど、少し前まですごく暑かったのに、パーカーを羽織らないと肌寒いというくらいまで、急激に気温が落ちてきた。明日はまた気温が上がるみたいで、BBQ日和になりそうだから、それは一安心だが。

昨日から大学のフットボールのシーズンがスタートするということで、街には去年と同じく、黄色(正確にはとうもろこし色)のシャツに身を包んだ軍団がうようよ。こう人が多いと、昼ご飯を食べにいくにしても、一苦労。無事に我がウルヴァリンズは初戦を飾ってくれて、よかったのだが。

それにしても、先週からキャンパスに学生が戻りつつあって、学部生が昼間っから大音量で音楽を流しながらパーティーをやっているので、なかなか騒々しい。キャンパス近くに住んでいるおかげで、夜遅くなっても外で酒を飲んで騒いでいるのが聞こえてくるし。やっぱり若者はエネルギーがあり余っているんだな。僕もそんな時代に戻りたいものです。大学院生活は、学部の時と違って、勉強ばっかりでほんとつらいよなあ。

2010年9月2日木曜日

山積みされる本…

ちょうどカトリーナ被害から5年経ったばかりのところに、また大きなハリケーンが東海岸に近づいているみたいで、最近ニュース番組はわりとその話題で持ち切り。ミシガンには影響がなさそうなので他人事なのだけど、まあ無事に通り過ぎてくればなと思う。

金融工学プログラムの授業の受講許可をとろうとしたら、プログラムの教授会で他学部生の受講を認めないと決まったらしく、何とも杓子定規な拒否のお返事が。席も空いているんだし、どうにかしてくれと食い下がるものの、何ともならず。うーん、現在登録している計量経済の授業はウェイティング・リストになっているので、もしこれが履修できなければ授業の計画が狂うので困るなあ。念のため、経済史の授業を登録しておいたけど。

ぼちぼちシラバスがウェブ上で公開されているので、教科書をアマゾンで買っているのだが、中国経済の授業のリーディングの量が半端ない。半期の授業なのに、教科書だけで5冊もある始末。ペーパーバック版なので値段は大したことないのだが、これに加えて国際機関のレポートや論文なども読まされると考えると、相当異常な量。去年は楽だったという噂の授業だが、今年は教授が変わったのか、なかなか厳しそうな印象。まあ、留学直前までアジア経済分析担当だったし、これから役に立ちそうな分野でもあるので、真面目に頑張るしかないな。

それにしても、渡米時に相当本は捨てて身軽になったつもりでいたのだけど、アメリカで教科書を含め、たった1年でまた相当買い込んでしまった気がする。日本に帰る時にどれだけ持って帰るべきか、ある程度また選別しなければなあ。