ミシガン大学公共政策大学院留学記: 冬学期授業評価(前半分)

2011年3月10日木曜日

冬学期授業評価(前半分)

いまいちやる気が起きないので、今学期前半の授業評価でも。

■ACC564 Corporate Financial Reporting (Catherine Shakespeare) 評価:★★★☆☆
財務会計論について、収益・損失計上時期、合併、無形資産、リース会計、税効果会計、年金会計などの諸論点について、毎回ポイントを説明した上で、実際の財務諸表を読み解くという形式で進む。授業の目標は、投資家として、財務諸表のよりよい消費者となることを目指すもの。毎週宿題が2つと負担は重いが、その分得られるものも多い。アメリカの会計の教え方の問題なのか、あまり仕訳を明示せずに議論が進んで行くので、個人的にはそこがわかりづらかった。財務会計論であろうと、一に仕訳、二に仕訳、というのが個人的信条なので、その分マイナス評価。

■FIN580 Options and Futures (Jonathan Carmel) 評価:★★★★☆
フォワード、フューチャーズ、オプションの取引実態についての概説があった後、価格決定理論へと進む。現実への適用事例としては、単純なヘッジ手段にとどまらず、ヘッジファンドがポートフォリオのベータを調整するためにどのように活用するかなど、今まで知らなかった事例もたくさん学べたので、勉強になった。事前の予習はまったく要求されておらず、すべての内容を授業だけでカバーして理解させるのは、なかなかの腕前。少し頭が良すぎて変な人のオーラが出ているのが玉に傷か。

■FIN631 Risk Management in Financial Institutions (Steve Slezak) 評価:★★★☆☆
各種金融機関の業務概要・リスクの所在について議論したのち、個別にリスクの認識・ヘッジ方法を扱う。その他、金融危機についても、証券化の仕組なども含めて学習。毎回パワポを準備してくれるのはいいのだが、そこそこレベルの高い教科書以上のことをあっさり説明するし、授業でカバーしている範囲は異常に広いし、計算ばかりでアイディアの説明がいまいち足りないしで、いまひとつ理解に役立たない。ただ、教科書はしっかりしているので、授業をペースメーカとして自分でしっかり勉強を進めていくことができたかな。

とりあえず成績はA+ストレート。ただ、ビジネススクールは成績のつけ方がやっぱり甘い気がするなあ。まあ、ビジネススクールの人たちは勉強ほどほどにして、ネットワーキングや起業のアイディアを練ったりと、そちらに忙しいので、こんなふうな感じなんでしょうが。

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