ミシガン大学公共政策大学院留学記: 2月 2011

2011年2月13日日曜日

踏ん張りどころ

数日前は氷点下25度とかありえない気温だったのに、急に暖かくなって氷点下の世界を脱すると、パーカーにアウターを羽織るというそんな厚着でもない格好をしても、結構暑いなあ。気温の急激な変化に少しついていけていない…。

今学期前半戦が終了に近づいてきているので、テスト勉強にも着手せざるを得ず、忙しい毎日を送っている。そうは言いつつ、週末は元々チケットを購入していたRafal Blechaczのコンサートに加えて、急にカナダに行くことになった友達からブルースとジャズのチケットをもらったので、3夜連続でコンサートに出かけるなど文化的な生活は営めているのだけど、その分睡眠時間が削られていてちょっとつらい…。いや、でも3夜連続コンサートは本当に演奏内容としても、気分転換としてもよかったんだけどね。

マクロ経済のテスト勉強に着手したのだけど、宿題の問題は解けるけど、試験でどんな問題が出るか全く予想がつかないので、どのぐらいまでやり込むべきかで相当悩みそう。ほとんどの結果の導出過程を体に染み込むまでやるとなると、今週は平日でも時間を見つけてやらなきゃいけないし。

そんな忙しい感じなのだが、時系列分析の宿題がもはや授業でカバーしたレベルを遥かに超えていて、たかだか宿題なのに丸一日とか時間がつぶれるのは本当にやめてほしいなあ。今週も宿題が出たら、テスト勉強の時間が削られるんじゃないかと、今から少し心配になってきた…。

まあ、前半戦が終了すれば、スタディブレイクでニューヨークとニューオリンズに旅行に行くので、ここは踏ん張りどころですな。

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先週は、庄野潤三「プールサイド小景・静物」を読了。芥川賞をとった作品を収録する短編集で、平凡な家庭の中の情景を、危機であったり、日常であったりを描いている。あんまり明るい調子ではないし、気分が滅入っている時に読むものではないかな。物語として語られておらず終わり方が宙ぶらりんな感じのが多く、個人的にはあんまり好きになれなかった。今週は上記のとおり忙しくなるので、読書習慣強化目標はお休み予定。

2011年2月6日日曜日

酒に弱く、しかし読み耽る

だいたい毎週1回ぐらいは何かと理由をつけて飲みに行っているのだけど、最近ビールをパイント4杯ぐらい軽く飲んだだけでも、翌日に若干疲れが残る感じがあって、なんかお酒に弱くなったかもと最近思う。今学期に入ってから、月曜から木曜までイブニングクラスが入っていて、21時過ぎに帰宅するのだが、どの授業も毎週最低1つは宿題が出るので、帰宅後も宿題を解いていたりと忙しいので、平日はあまりお酒を飲まない生活習慣に変わったのが要因なのかなあ。あくまで、歳をとったという理由ではあって欲しくない…

宿題が大変とはいっても最近何となく相場観がつかめてきたかな。一番大変な会計学は、結局教授は宿題と言いながらただ実際のケースをじっくり読み込んで考えさせた上で解説を学生に聞かせたいだけなのか、基本的にすべて満点で返却されるので、悩みがちなところもある程度制限時間を設けていい加減のところで切り上げるという方式に変更。これで相当時間が短縮できる。時系列分析は授業でRのコードをほとんど説明しないので、宿題を解くのに時間がかかるのは本当やめてほしいなあ。この授業で初めてRを触る人は本当に大変なんじゃないかと。マクロ経済の宿題は提出がいらないからといって全く手を付けていないけど、そろそろ中間試験も近づきつつあるし、少しずつ取り組まないと後で痛い目を見そうだ。

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先週は年末旅行した時に仕入れた森見登美彦「夜は短し、歩けよ乙女」を読了。この作家は独特の文体なので、好き嫌いが分かれるだろうなあ。前作の「四畳半神話体系」と舞台設定が似ているし、登場人物もある程度かぶっているけど、小説としてはこちらの方が好き。ヒロインである女の子がこれまたふわふわした現実感のない女の子で、喋り口調も感覚も相当世間擦れしておらず、そのどことないファンタジー感についていけるかが肝。個人的にはほんわりした読後感を味わえたので、気晴らしに良かった。本屋大賞2位というだけはあるな(ちなみに、山本周五郎賞もとっている)。少しは真面目な本も読みたいけど、やっぱり忙しいので、今週は友達に借りた小説を読み進めて行こうかなと。なんやかんや言いつつ、ちゃんと読書習慣が戻りつつあるな。結構、結構。

2011年2月1日火曜日

吹雪に思う

今夜はクリーヴランド・オーケストラのコンサートに行ってきた。期待したわりにはいまいちとの感は少し否めないが、そこまで悪い演奏じゃなかったのに、観客の反応がわりと冷たくてちょっとひいた…。みんな帰りの天気が気になっていた?

確かにコンサートから帰る頃には、雪が吹雪いていて、気温はマイナス10度も切っていないのに家に帰ってくるまでに凍えてしまうほど。数十年に一回の吹雪らしいので、何事もなく終わってほしいなあ。それでも、たかだか60cm程度積もるかどうかという程度ではあるが。

会計学の教授が授業中に「うちの大学はこの雪でも休みにならないからね。その昔、雪で大学を休講したらロースクールの学生が授業料返還の訴訟を起こしたから。ほんとどうなっているのよ」的なことを話していた。そういえば、その昔うちの大学の入学審査におけるアファーマティヴ・アクションに反対して訴訟を起こしたのも、ロースクールに不合格になった学生だったような。いや、権利は主張するものだとは思うけど、安全の方が僕は大事だけどね。法学部出身でもそう思う。まあ、この国のロースクールの授業料がバカみたいに高いからというのも背景事情としてあるんだろうけど。

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読書習慣を取り戻すために、毎週何でも一冊読むというのが今年の目標だが、とりあえず先週さぼった分を昨日取り戻した。友達から借りた「傾物語」。アニメでも有名な「化物語」の続編の最新刊なわけだけど、軽いタッチで面白いので、すらすら楽しんで読めた。これを読書と数えていいのかわからないけど、先週からビジネススクールの半期の授業の中間試験が集中していて、あまり真面目な本は読む気にはなれなかったので。今週はもう一つぐらい小説を読みたいな。

それにしても帰国まであと3か月と少しという時期になったけど、日本語の能力が著しく落ちているような気がしてならない。とは言っても、別に英語の能力が上がったかと言われると首を捻らざるを得ないんだよな。ううむ。